40代の女性を健康的で魅力的にみせるメイク【STEP④】ナチュラルで魅力的なアイブロウ

講義(動画)

協賛

講師:栢木進さん

撮影スタジオ:国際理容美容専門学校

撮影・映像編集:1,2 FILM

講義動画の書き起こし

顔全体と目元を見ながら眉の形を考える(00:13)

メイクアップアーティストの栢木進です。

今回は眉毛がポイントなんですけども、彼女の目を見ていただくと気づくかもしれないんですけども、ちょっと細いですよね。

もっとしっかり眉毛はあるほうだと思うんですけど、顔のバランスに対して細過ぎるかなと思うので、そこを補正して存在感のある柔らかい感じの雰囲気にしたいので、太めの柔らかな印象になればいいなと思います。

顔全体を見ると眉毛がちょっと細いなという印象なんですけども、目元だけ見ると目の印象と眉毛のここの幅がきゅっと狭いような気がしませんか。

かと言って眉の存在感を出してしまうと余計に顔の中のバランスがこの辺に、僕らの目で見る印象がこの辺に集中しがちなので、あんまりここの差を狭めたくない。

なのでこの差を足すにしても、上のほうにもうちょっと影を付けていくと、眉毛の印象を上のほうに足してあげると、ここの目の詰まった感じが、鋭さが和らぐんじゃないかなと思うので、若干上のほうを意識して描いていこうかなと思います。

梳かした方向にペンシルでガイドをつくる(01:39)

これも何度も梳かします。

こっちのほうが若干上がってますよね。

こっちも若干これに合わすように上げていこうかなと思います。

ここの角度も強過ぎるので、もうちょっとまろやかに、なだらかにしていけたらなと思います。

なくてもちゃんとしっかり梳かしていきます。

ちょっとペンシルで、まずはガイドを感じたいので、ペンシルで描いていきます。

眉毛が生えているであろう、さっきスクリューブラシで梳かした方向になだらかに陰影を描いていきます。

今ざっくりこんな感じ。反対も描いていきます。

こっちのほうが低いので、若干高さを出していきます。

こう見てても元の毛と、ペンシルがちょっと茶色過ぎるかな。

ガイドなのでこれぐらいでいいと思います。

まだ左右バランスが取れてないんですけど、ちょっと茶色系が強かったので、アッシュ系の色で上から自然になじませていきます。

しっかり形がこの中ででき過ぎているんですけど、これは今からブラシでぼかしていくので大丈夫です。

バランスを見ながら足していきます。

丸めの筆でアウトラインをぼかしていく(04:27)

眉毛を描いていく筆、こういう斜めになって平たい筆が多いんですけど、ちょっとぼかしたいので丸い筆、こういう筆を使っていこうかなと思います。

何も付けずに、中をぼかすんじゃなくて、若干外のフレームを横に移動する感じでぼかしていきます。

あんまり眉毛っていう眉毛だとちょっとキツい感じがしちゃうので、なんとなく影ができてる感じのほうがより自然でいいのではないかなと思います。

眉毛とアイブロウの色ムラを整える(05:56)

こう描いていくと今生えてる毛と、今描いた眉毛の影が色違っていますよね。

眉毛で一番気になるのって眉毛の形っていうより色のムラがすごく描いた感じが出てしまって不自然になってしまうので、ここの色ムラとなくしていきます。

さっき言ったシャドーの平べったい筆で、茶色く見える所を。

ちょっとずつ左右を見ながら描いていきます。

あんまり目頭、眉頭が強いと眉毛っていう感じになってしまうので、薄く始まったほうが自然な眉毛が描けるので、そこをちょっと意識してみてください。

太めの筆で眉の内側をぼかし存在感を出す(07:17)

眉毛ここまで描けたんですけども、これぐらいの年代の方って眉毛が貧弱だと見え方も貧弱になり過ぎてしまうので、ある程度存在感があったほうがいいと思うので、しっかりぼかしながら出していきます。

顔に対して眉毛が外になってる印象があったので、ちょっと内側に眉毛が入るように。

先ほど言いましたけど眉毛の始まりが濃いとぐっと入り過ぎてしまうので、ニュアンスを寄せるように内側にぼかすぐらい。

ノーズシャドーじゃないですけど、眉の生え際を薄くインサイドにぼかしていくぐらいでぐっと中に一緒に入っていくので。

眉毛を描きながら入れてしまうとぐっと張ったような眉毛になってしまうので、眉毛の印象を中に寄せたいときも、太い筆でぼかしながらやっちゃうぐらいでいいです。

これぐらいで眉毛が描けました。

まとめ

  1. 眉と目のバランスを考えて、どんな形が良いのか判断する
  2. なだらかに優しい印象に
  3. スクリューブラシで梳かした方向にペンシルを走らせる
  4. その都度色を合わせていく
  5. 自然にぼかすためにブラシは毛先が丸いものを使う
  6. 眉毛のアウトラインをなぞってぼかしていく
  7. 色ムラを感じる場合は整える
  8. 眉頭は薄く自然に始まるように
  9. 太めの筆であくまで自然に内側に影を感じるように

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