講義(動画)
協賛
講師:栢木進さん
撮影スタジオ・モデル:国際理容美容専門学校
撮影・映像編集:1,2 FILM
講義動画の書き起こし
目尻の3分の1に影を入れる(00:13~)
メイクアップアーティストの栢木進です。
さて、今回も本人のメイクを見ながら悩みを相談してアドバイスをしていこうかなということで、見ていただきたいと思います。
今回のテーマが、彼女自前のメイクなんですけど、目がちょっと吊り目に見えてしまうとこなので、そこを少しやわらかい印象にしていくにはどうしたらいいかというのをアドバイスしていけたらなと思います。
どうでしょうね、本当に目が吊って見えますか?
若干そういう印象は彼女全体の雰囲気にあるのかもしれないですけど、そこをもうちょっと、目をやわらげていきたいと思います。
どうするかというと、彼女普通に自分のメイクでアイラインを下げて描いてると思うんですけど、この辺の影をもうちょっとつけていくともう少し目がやわらいでいくのかなと思います。
なので、茶色いシャドウを使っていきたいと思います。
マットなブラウンのシャドウで影を、この辺のをつけていこうかなと思います。
あとあんまりマットだとすごく沈んだ、逆に強い印象になってしまうので、光を感じるようなラメを感じるような、こういうポイントで光をキラっと当てて明るくなるような色も混ぜて使っていこうかなと思います。
彼女の目の形に合わせて下に、タレ目じゃないですけど、そういう速度の、そういう印象がつくようにシャドウを。
下に下に入れていきます。
この時点でだいぶ、目尻の3分の1ぐらいに影を入れてあげるだけで、だいぶ目がやわらかくした印象になってきたと思います。
あんまり濃い色を入れちゃうとわざとらしくなってしまうので。
彼女も自分の顔なので分かってると思うんですけど、アイラインの入れ方もすっきりになっててお上手だと思うので、そこにプラス影をもうちょっとつけてあげるというところで良いんじゃないかなと思います。
チークは丸くやわらかく(03:00~)
目が吊って見える、目が強く見えるというのは目にフューチャーがいきがちなんですけど、チークももっと。
今こうやって形が入ってるんですけど、彼女今こうやって四角く入ってるんですけど、そこをもうちょっとやわらかく。
丸く下にシェイプで入れてあげると顔全体が丸くなってやわらかくなってくるので、そういうバランスの取り方でも目の印象が変わってくると思うんので、チークをしていきます。
今こうチークが高い所、こう入れるんじゃなくて、こう入れていきます。
丸く丸く入れていきます。
目の形の延長線で(03:50~)
このシェイプも今この入れた形も腕の動きも、このアイラインの下がっている方向の延長線と同じです。並行するように。
こうすると顔全体へのこういう風な印象になって、目が、顔全体がやわらかくなっていきます。
ポイントではなく全体の印象で(04:20~)
メイクをポイントで、人の顔をポイントで見るのではなくて、全体の印象で見るとバランスが取りやすい。
目だけストレートに、シャープにというのではなくて、顔全体をシャープに。
全体をやわらかくというポイントを間違えないように。
ポイントで人の顔は見ない。全体の雰囲気で見てあげることが重要なのではなかなと思います。
本当にこれだけでやわらかくなったと思いませんか。
これぐらいの、本当に1分くらいのテクニックでいろんな方にアドバイスできるのではないかなと思います。試してください。
まとめ
- 目じりのボトムに影になるようにシャドーを入れる
- チークを下方向にやわらかく入れる
- 目の形の延長線と平行のラインを意識してチークを入れる
- ポイントで見るのではなく全体の印象でどう見えるかが重要
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