講義(動画)
協賛
講師:栢木進さん
撮影スタジオ:国際理容美容専門学校
撮影・映像編集:1,2 FILM
講義動画の書き起こし
赤みの色を足して内側から生命力のある表情に(00:13~)
メイクアップアーティストの栢木進です。
今日は彼女の肌色を活かした夏のブロンズメイクをしていこうかなと思います。
まず彼女、今季節は夏なんですけども、肌もいい具合に小麦色というか、そういう肌色になっているので。
でもこのままだと肌質がちょっとマットに見えているのと顔色のムラがあるので、そこを自然になじませて、赤みのあるチークとリップとまぶたの上に血色を感じさせることによって、情熱的な内側からの生命力が出てくるようなメイクを作っていきたいと思います。
その季節、その肌色に合うファンデーションで(01:00~)
まず最初にファンデーションなんですけども、やっぱり黒いですよね。
なのでそれに合わせて色をセレクトしていきます。
今使おうと思うのがこれぐらいかな。
普段ノーマルな肌色の人はたいていこれぐらいの色を使うことが多いんですけど、白いですよね。
ある程度肌色に合わせた色を使わないと肌が綺麗に見えない。
逆によりムラになって顔が白く浮いてしまうことがあるので、しっかりその時の肌色に合わせる。
同じモデルの子でも、同じ顔でも季節によって肌色は絶対変わってくるので、そこにちゃんと合わせることが大事です。
なのでこれぐらいの色味を使って塗っていきます。
筆とスポンジで、顔から首まで手際よくのばす(02:00~)
まず夏なので、あまりベターっとなる厚い肌質はすごく不自然に、余計に暑苦しい感じになってしまうので、薄いテクスチャーで薄くのばしていきたいので、筆で。
指で塗るよりも筆のほうが薄く均一にのびるので、筆で塗っていきます。
筆とスポンジを使って、顔の中心から。
ひとまず全部薄く、顔全体にひと膜を作っていく感じで塗っていきます。
アゴ先にも塗っていきます。
まぶたの上にも。
まぶたの上は一筆で、あんまりベターっとつけ過ぎてしまうとヨレやすいので。
手際が大事ですね。
小鼻の周りも。
首もあくまですごく薄くつくファンデーションなので、ここまで首にのばしても不自然ではないので。
今ひと塗りしたところです。
この辺を塗っても不自然じゃない代わりに、顔の色ムラがまだ目立ちますよね。
だからもうちょっとピタッとくるように、厚めのもので肌を作っていきます。
肌の色、質に合ったファンデーションで整える(03:53~)
ファンデーションなんですけども、この辺の色を肌色に合わせて作っていきます。
これだと明る過ぎるかな。この辺を使っていこうかなと思います。
これは油分が少ないファンデーションなので、そこまでベトベトしないです。
あんまりカバー力のある油分の多いものでここまで塗ってしまうと、本当に肌が厚く脂っぽい顔になってしまうので、そうじゃない道具をちゃんと選ぶということもポイントなので。
これぐらいかな。
まとめ
- 赤みを足して情熱的で生命力の感じる表情を目指す
- その時の肌色にあったファンデーションを選ぶ
- 顔全体に手際よく
- 首まで塗る
- 肌色に合わせて整えていく
- 肌の質感に合わせた道具を選ぶ
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