童顔の女の子を大人女性にするメイク術【STEP④】マスカラ

ビューラーでまつげを作る

このステップの概要

このステップでは「童顔の女性を少し大人っぽく見せるメイク術」のマスカラについて解説します。

講義(動画)

協賛

講師:栢木進さん

撮影スタジオ・モデル:国際理容美容専門学校

撮影・映像編集:1,2 FILM

講義動画の書き起こし

マスカラを塗る前にコーミングをする(0:00〜)

では次はマスカラを塗っていきたいなと思います。
 
今アイメイクがある程度完成していて、眉毛も描いてみて、ここでマスカラをすると劇的に引き締まってくると思うので、そういうところも見ていただきたいなと思います。
 
マスカラを塗るんですが、そのままいかないように。
 
まずは眉毛もそうでしたが、毛をちゃんと整えてあげる、元の毛を整えてあげる。
 
眉毛と一緒ですね。スクリューブラシでちゃんとコーミングしてあげる。
 
始めに上下ともしっかりコーミングする
 
全部セパレートに・・・くっついていたら、ちゃんとセパレートに分けてあげる。
 
ちゃんと根元から上げてあげる。下まつげもそう。
 
根本を引っかけるようにしてあげると扇状に広がるので、そういうふうにしてあげるといいんじゃないかと思います。
 
まつげがくっついた状態でマスカラを付けてしまうと、そのままガチャガチャで上がってしまうので、ちゃんとセパレートにしてからやってあげることが重要です。
 
しっかりとセパレートしてあげる

ビューラーのケアとまつげの上げ方(1:33〜)

で、ビューラー。ビューラーもこうやって・・・もともと僕は道具をキレイに使ってるんですけど、ビューラーを使う時は絶対に綺麗にもう一回拭いてあげます。
 
ビューラーをしっかりと拭いてあげる
 
ビューラーをすごく汚く使ってる方も多々見るんですけど、やっぱりすごく・・・なんていうかな・・・変な話、ものもらいとかそういうのがすごく移りやすい。
 
全部、道具そうなんですけど、そういうこともちゃんと意識してケアしてやってあげるのが、メイクする上で重要なんじゃないかなと思います。
 
絶対きれいにしてあげるということですね。
 
ビューラーの上げ方、これもよく聞かれるんですけど、123って3回くらいに分けて上げるやり方もあるんですけど、僕は根本一回上げるぐらいにしています。
 
根元を1回挟んで・・・上ですね。鉄の上に毛がいくように挟みます。
 
鉄の上で毛を挟む 
わかりやすく言うと・・・まつげはこの上ですね。この上に止まるように、ここからぐっと上げてあげます。
 
上で挟む
 
彼女の目の形・・・最初に言ったように、丸いのでぜんぶ扇形に上げてしまうと・・・目頭も上げてしまうと、もっとビックリしたまつげになってしまうので、なるべくちょっとクールな感じ・・・ちょっと涼しげな感じにしたいので、外側がより上がるように外側を意識して外側中心に根本を一回上げます。
 
ビューラーは根本一回で立ち上げる程度に
 
はい、これでだいぶ上がりました。今、目尻を中心に上げたので、目頭の方はあまり上がっていないです。
 
でもそうすることによって、ちょっと涼しげな外に向かった目ができていると思います。
 
では反対側もいきます。目尻を意識して・・・ここですね。親指のところですね。
 
目尻を意識
 
もう一回上げようか。同じところです。中間とかではないですね。根本もう一回・・・こういう感じですね。だいぶ上がったと思います。
 
上がらないからといって、もう1回もう1回って何回も何回もやると、毛がまたくっついてしまうので、なるべくその都度その都度コーミングして様子を見てあげる。
 
まだこっち側の・・・左側の目頭が上がるんではないのかなと思いますので、もう1回やります。
 
左側をもう一回
 
これでだいぶ上がりました。

マスカラの塗り方(4:38〜)

ここからマスカラを塗っていきます。今カールはあまりしていないです。横から見るとわかります。
 
curl-none
 
こんなような状態です。今根本を上げただけです。ここからマスカラでカールを付けていきます。
 
これも・・・マスカラも根元だけしっかり上げる。根元にグーっと付けてあげる。
 
マスカラは上下とも根本中心に
 
別にカールとかしてないです。これを回すとかしてないです。根元にグーっとバイブのように横にずらして入れるだけ。
 
それだけで、毛がどんどんどんどん開いてきて、根元にしっかり毛先にちょっと、そこだけの深さとグラデーションがそれだけでできるので、そういう目元ができているんじゃないかと思います。
 
で、乾く前にしっかりマスカラコームでとかします。
 
マスカラが乾く前にその都度コーミングする
 
乾いてしまうと、とかせなくなってしまうので・・・、はい一回目こんな感じ。
 
もう少しマスカラをつける 
もうちょっと付けてもいいのかなと思います。もうちょっと付けていきます。
 
グーっと根元から毛先に・・・目尻をしっかりと付けたいので、目尻から。
 
目頭を先に付けてしまうと、目頭が上がって濃くなっちゃって、まん丸い目になっちゃうので目尻から。
 
ちょっと上から。目の下から3回、上から1回っていうようなバランスがちょうど良いのじゃないかなと思っています。
 
もう一回コームでとかします。
 
はい、しっかりセパレートで濃くもなく、バランス良く入っていくと思います。大体これくらいでちょうど良いかな。
 
ちょうどよいマスカラ
 
本当に丁寧にやるしかない、マスカラは。
 
やっぱり雑にやっちゃうとその分ダマになっちゃうので、いくらボリュームを出したい時でもしっかり丁寧にやっていきます。
 
下マスカラもちょっと付けていきます。
 
これもしっかりと根元を弾く感じ。まつげの根元を弾いていく感じ。そうするとセパレートに広がって・・・
 
まつげの根元を弾く感じ
 
こうやってやるやり方(横にこするようなやり方)もあるんですが、これだとすごく多く付いてしまうので、今の場合にはあまりそぐわない。
 
この塗り方はNG
 
もうちょっとナチュラルにしたいので、根元をちょっと弾くような感じでするのが、ちょうど良いんじゃないかなと思います。
 
今これ何をしているかっていうと、スクリューブラシでなじませています。
 
スクリューブラシでなじませる
 
彼女もともとまつげが長いので・・・下まつげも長いので、そこもしっかり付けてしまうと本当にガーリーな目元になりすぎてしまうので、マスカラの量もこうやって、「まつげの長さ」「まつげの密度」「その人の雰囲気」によってコントロールしていきます。
 
っていう感じですね。

最後の気になる点をケアしていく(9:09〜)

今こうやってマスカラを塗ったんですけど、塗りながらちょっと気になったところがあるので、そこをその都度ケアしていこうかなと思います。
 
どこが気になったかっていうと、今マスカラを塗っていったんですけど、こう見た時にまつげのキワ・・・生え際が抜けている・・・塗れていないっていうか、肌色がちょっと見えてしまっているところが気になったので・・・こういう細かいところ、まつげの生え際をアイラインでアイライナーで潰していく・・・しっかり・・・ほんとここだけでも。
 
でもこういうところがすごく重要なので。
 
隙間をマスカラで塗る
 
最後にホットビューラーでカールを付けてあげようかなと思います。
 
本当に一回ちょっと押しつけるような・・・毛先の丸みを作って押し付ける。
 
ホットビューラー
 
これも外側を印象づけたいので外側だけ。だいぶカールが軽く付いていきます。
 
あまりやりすぎると、まつげがくっついていってしまうので、そこはちゃんと付いたら一本一本外して離してあげる。また離してあげる。
 
くっついてしまったらすぐにコームでとかす
 
っていう感じでまつげは完成です。

まとめ

  1. はじめに生え方、密度、長さの確認、毛流れを整えるため、上下ともしっかりコーミングする
  2. ビューラーは根本1回で立ち上げる程度に
  3. マスカラは上下とも根本中心に
  4. マスカラが乾く前にその都度コーミングする
  5. まつげの隙間がないようにアイライナーで点で埋める

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