このステップの概要
このステップでは「童顔の女性を少し大人っぽく見せるメイク術」のまとめについて解説します。
講義(動画)
協賛
講師:栢木進さん
撮影スタジオ・モデル:国際理容美容専門学校
撮影・映像編集:1,2 FILM
講義動画の書き起こし
バランスを見る、陰影を足す(00:13~)
ここまでで一通りメイク、一通りポイントポイントでメイクの流れとしてやってきたんですけど、最後に、普通に遠目で見てみて実際彼女のメイクはどうなのか、というところでタッチアップというか、最後のバランスを見ていきたいんですけど。
もうちょっと顔の陰影があってもいいのかなと思うので、シェーディングを。
影、こういう肌になじむ色でいいんですけど、こういう色を顔周り、ここは髪の毛で影になってくるとは思うんですけど、ここの顔周りと、あごが丸いのでここに陰影があってもいいのかなと思うので、そこに足していきます。
あんまり入れすぎちゃうとすごく不自然になってきてしまうので、そういうところを自然になじむようにしていきます。

リップ・目の下の透明感を足す(01:14~)
こうしてパッと見た時に、もうちょっとリップも赤みがあってもいいのかなと思うので、赤みを足していこうかなと思います。
リップの色味を足します。
あんまりベターとならないように赤みだけ、ほんの気持ちなんですけど、リップの中心にちょっと足すぐらいを入れていこうかなと思います。
目の下の透明感をもうちょっと出したいなあと思うので、こういう白いパウダーを、ハイライトじゃないんですけど透明感が出るような。
顔の凹凸を出す(02:25~)
顔の凹凸をもうちょっと出すためにこの辺にハイライターを入れてこうかなと思います。
こういう色ですね。まあ肌なじみのいいこのへんがいいのかなと。
これってシャイニーな質感なんですけど、あんまりやるとほんとメタリックな肌になりすぎちゃうので、ごくごく少量にしておきます。ニュアンスで。
このハイライト部分。眉毛の下から頬骨の高い位置までですね。ていう具合かな。
まゆ毛・チークを足す、仕上げ(03:08~)
もうちょっとまゆ毛も存在感があった方がいいと思うのでちょっと足していきますね。
チークもちょっと足して。あんまり最初の、元のナチュラルさがなくならない程度に。
あんまりやりすぎるとすごく濃い目の顔になりすぎちゃうので、そこのさじ加減は見極めてください。
あんまり気になんないんですけど、普段僕はこのまんま、ここは残します。これが別に全然気にならないから。
でもあえて隠すんであれば、最後にコンシーラーで隠します。
ていうぐらいで完成かなと思います。
このように一通りメイクは全部しても、最後のちょっとしたバランスのとり方で全然フィックスの仕方が違ってくるので、ここが一番重要かもというポイントですね。
全体のポイントと目指す雰囲気(04:52~)
以上で童顔の女の子を大人メイクにするハウツーを見て頂いたんですけども、ポイントは元の女性をどういう顔の形なのか、どういう目の形なのか、どういう雰囲気なのかっていうところをちゃんと理解した上でどこに落とし込むかっていうことがすごい重要であって、やりすぎない。
あくまでも自分の洋服を着て外歩ける、その中で大人っぽく見せるっていうところを目指すとこれぐらいになるのではないかなと思います。
あんまりやりすぎて、あんまり大人っぽく大人っぽく、エレガントにエレガントにっていうイメージが強すぎると、どこまでもスモーキーな目とか、どこまでも厚いお化粧とかになりがちなので、そうではなくて、なんだかわからないけど魅力的な、なんだかわからないけどいつもより大人っぽくっていうところをポイントで押さえていけたらいいのではないかなと思います。
参考にして頂ければと思います。
まとめ
- 全体の印象を見て色、質感、陰影を調整する
- あくまで始めのテーマ、イメージを崩さないように注意しながらコントロールする
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